調剤薬局
セレン薬局グループ
東京都中央区明石町8番1号
聖路加タワー40階

TEL: 03-6228-4893

店舗紹介

コロナ禍の転職で出会ったこの職場で自分のすべてを出し尽くす!

“セレンディピティ”には「思いがけない幸運」という意味があり、偶然から幸せをつかみとるという素敵な言葉です。

私たち「セレン薬局」は訪れる患者様や働くスタッフに、そんなセレンディピティがたくさん起こる事を願って名前をつけました。

そんなセレンディピティに出会えたスタッフを「私のセレンディピティ」と題してご紹介いたします!

薬剤師としての“やりがい”を在宅業務でさらに感じることができた

【プロフィール】川原弘明かわはらひろあき

セレン薬局藤沢店 薬局長

病院薬剤師やドラッグストア薬剤師、専門学校非常勤講師などを経て、大手薬局の本社にて薬剤師の教育に従事。その後、セレン薬局には2020年入社。

─藤沢店の薬局長として働く川原さん。そもそも、なぜ薬剤師になったのですか?

川原:大学に入る頃、薬学部が流行ってたんですよ。「この先、薬剤師の人手不足になるから薬剤師になっておけば安泰だよ」という雰囲気があったんです笑

        偏差値も上がりつつあった薬学部でしたので、入学するのは大変ではあったのですが、研究に興味があり、

        薬学もできる薬学部に入りたいと強く思いました。

─最近は窓口業務だけではなく、在宅業務が増えているのですね

川原:在宅業務は月に30人〜40人を担当しています。外来の窓口業務では患者さんとの時間は短いですが、在宅では30分程度かけて対応していきます。

         患者様が安心できるよう、私はゆっくり耳元で話しかけたり、患者様の身体に触れながらお薬の説明をすることを心がけています。      

        そうすることで、あたたかく安心を感じていただけていると思います。

─在宅業務で一番大事なことは何ですか?

川原:薬局の窓口ではわからない、その患者様の衛生状況などを確認できることです。トイレを見ることもありますし、玄関が失禁で濡れていたこともあります。

        また、薬がきちんと飲めているかの確認は大事ですね。クローゼットの奥から信じられない量のお薬が出てきたこともありました。

        そういった患者様の容態の確認も大切ですが、薬については「なぜ飲めていないのか?」「生活リズムに原因はないか?」などを考えて、薬の飲み方を工            夫する提案もできます。

─在宅業務でうれしかったことはありますか?

川原:褥瘡じょくそうという傷ができてしまった患者様を訪問した際に、症状をよく見て、お薬の提案をさせていただきました。

         改善に向かわれた時はうれしかったです。

         薬局窓口業務ではわからなかったことも実際にご自宅に訪問することでわかることもあります。そしてケアマネージャーさんやソーシャルワーカーさんと             連携して、患者様とも良好な人間関係を築いていく。在宅業務にはそんなやりがいを感じます。

休みが取れる体制を活かして、さらに学び、次世代の薬剤師のために貢献する

─薬局長の仕事ってどんなことがあるのですか?

川原:店舗の運営・管理です。売上や医薬品の管理、スタッフの管理もします。また法規的な管理があります。

         これがメインと言えるかもしれませんが、薬局は想像以上に法律にがんじがらめです。

         破ってはいけない法律はたくさんあり、知らない人が多いのです。法規を守りながら適切に対応していきます。

─セレン薬局の強みってありますか?

川原:うちは8店舗と小規模です。この規模だとひとりがこなす仕事量が多くなるケースがほとんどですが、

         セレン薬局は本社からの指示のもと、人員をしっかりと配置いただけます。

         そして、年間の休日の決まりなどもあり、きちんと休みが取れる体制を作ってもらえているところが強みですかね

─川原さんは休日はどのように過ごしていますか?

川原:休日というか業務以外の時間でこんなことやってます!

         あの日経DIという全国の薬局に届く雑誌があるのですが、その中に薬学的なクイズのページがあります。

         そこの執筆を13年くらい前からやっているんです。

         最初はクイズを出す方をやりたいと思い、クイズをつくり、日経DIさんに持ち込みました(笑)

         いきなりで断られたんですが、内容を見ていただいたら採用してくれたんです。当時は20代だったのでガッツありましたね(笑)

─本当にこの仕事が好きなんですね

川原:あと、学会活動というんですかね。薬剤師が薬剤師に向けて自分たちはこういうことをやっていて、

        とても良かったから他の薬剤師にもぜひやってもらいたい、という事例を各自発表をしていくんですね。

        私もずっとやりたいと思っていて、数年前からやっています。審査がありますが、毎年チャレンジしたいと考えています。

─これらの原動力は何ですか?

川原:好きだっていうのと、20代で培った経験やスキルを残していきたいなと。

         これから薬剤師になる方や他の薬剤師にも活用いただくために、学会活動などをやめちゃうのももったいないなと思っただけです。

         こういった活動の費用面をバックアップしてくれる会社にも感謝しています。

新たなことに挑戦し続け、仕事もさらに活力的に

─新たなことに挑戦するようですね。

川原:マラソンですね。湘南藤沢市民マラソンが1月にあるんですけど、藤沢市薬剤師会の枠がありまして、「私でたいです」と。

     今練習しています。もともと陸上をやっていて走るのは好きなのですが、最近はずっと走っていなかったのでちょっと心配ですが(笑)

─さらに最近の趣味があると聞きました。

川原:海外旅行ですね。ずっと行ったことがなかったので。40歳の節目を機に急に行くようになりました。

         東南アジアばっかりですが、ベトナム、タイ、カンボジアとか。つい最近は韓国に。

         こうやって旅行に行けるのも、連休を取れる体制が藤沢店にはあるからなんです。

         もちろん本社の支援や協力をえられて初めて作れているんですが。海外に行くことで新たな視点も生まれます。歴史を知り、平和の大切           さを学んでます。過去があるから今があるんだなと。

         10代がやるような安い旅をしていますが、今の年齢だから学部こともありますし、おいしい物を食べて、また仕事を頑張っていこうと思           います。